令和６年７月６日（土）学校見学会が行われました｜診療放射線技師を目指すなら 東海医療技術専門学校

令和６年７月６日（土）学校見学会が行われました

第二回目の学校見学会が行われました。高校１年生から一般の方まで５０名ほどの方が参加されました。
まず、体育館のアリーナで学校紹介が行われました。

「卒業生の講話」では、菊川市民病院で活躍されている山本さんから、診療放射線技師の仕事や役割について話を聞きました。山本さんのプレゼンテーションにはたくさんの画像資料が用意されていました。実際にどのような画像を撮るのが望ましいかを比較しながら、「特徴を捉える情報がたくさん映っている」ことが大事であり、そのためには病気の特徴を理解した撮影力はもちろん、医者として診断する診断力も必要になることを分かりやすく説明してくださいました。さらに、放射線技師が携わる画像検査には「放射線」「磁気」「超音波」を使うものがあり、それぞれにどんな特徴があるかを具体的に教えてくださいました。「この仕事にはゴールがない。おもしろい仕事です」と話す山本さんからは、診療放射線技師という仕事が大好きなんだということが伝わってきました。

次に、４つの班に分かれて実習室の見学や体験を行いました。
超音波実習では、在学生のお腹を借りて実際にプローグを当て、リアルタイムで画像が映し出されることを体験しました。
エックス線を使った実習では、箱の中にある物が画面に映し出されたことで、外からでは見られない物を見ることができるというエックス線の「通り抜ける作用」を理解しました。

CT実習では、同じエックス線を使っていても、患者を中心に３６０度回転しながら撮影するので、平面画像ではなく断層画像として映し出され、３D化もできる様子を見ました。
また、所有している学校は少ないMRI装置も見ました。これらの装置が設置されている本校では、実践的な経験を積むことができることが分かっていただけたと思います。

最後に、「奨学金」「就職・編入関係」「入試」「指定校関係」「下宿関係」について詳しく聞くことができる質問コーナーへも寄っていただきました。１年生や２年生の高校生も熱心に質問していました。「在校生や卒業生への質問コーナー」もあり、先生方にはちょっと聞きにくいことも気軽に聞けるとあって立ち寄られていました。

この学校見学会に参加された皆さんには、医療現場や本校での学びの雰囲気を少しでも味わっていただくことができたのではないかと思います。
これからの進路を考える上でお役に立てれば幸いです。
次回は８月３日（土曜日）です。随時受付を行っています。ぜひご参加ください。お待ちしています。